庭師の道具 (gardener’s tools)
庭師の道具
主に植木鋏と剪定鋏と鋸です。
これらは腰にぶら下げて剪定作業します。
植木鋏は細い枝(5~6mm以内)などをカットする時に使ったり
縛る時に使う棕櫚縄やその他、肥料袋など口開ける時にも使います。
剪定鋏は植木鋏では切れないような直径15mm位までの枝をカットする時に使います。
鋸は剪定鋏でカット出来ない腕くらいまでの枝を切る時に使います。
他にも電動式剪定鋏や太枝きり鋏などありますが
いずれも腰に吊るすには重すぎたり片手で使用出来ない等
日常的には使いずらいこともあります。
よって上記の3点が主に腰道具にぶら下げて使用します。
他、新芽など柔らかい枝などは植木鋏の代わりに芽切鋏を使う庭師もいます。
また芽切鋏と剪定鋏の中間の芽切剪定鋏というものがあり
それを一緒に腰にぶら下げて使う場合もあります。
松やマキの剪定には便利です。
刈込みの仕上げに片手で使える片手刈込鋏(刃の長さが15cm位まである)を
腰にぶら下げて使用したりもします。
庭師の道具は他にもあります。
刈り込み仕立て
刈り込み仕立てを行う場合は両手で使う刈込鋏を使います。
柄の長さと刃の長さがいろいろあり刈込む木の種類に応じて使い分けます。
量販店では刈込鋏は通常、ストッパーの付いたものが多いですが
庭師は長時間の使用で手首や肘を痛めやすいため
門型と呼ばれるストッパーのないものを使ってる人が多いです。
門型は慣れないと挟んだときに両手の拳が当たるのでコツが要ります。
大量の刈込や伐採
大量の刈込や伐採などをするときは
必要に応じてトリマーやチェーンソー等を使用します。
その他にも 庭師は三脚や梯子やいろいろ使い
仕事をしています。